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愛犬にリーダーシップを示すための5つの重要ポイント



白い毛布の上で寝ている柴犬

愛犬と良好な関係を築くためには、適切なリーダーシップをとることが重要です。

犬に対するリーダーシップの取り方で最も大切なことは、あなただけでなく家族全員が犬にとってしっかりとしたリーダーになることです。


家の中に犬が一匹いると、犬は家全体が犬の群れであると認識します。

そして犬にとっての群れというのは、リーダーを頂点とする完全な縦社会を指します。



舌を出して顎を撫でられている柴犬

これが犬が家族に対して従属的に、つまり、1大人・2子供・3犬という序列で、犬が最後に来るのであれば問題はおこりません。


しかし、何かのきっかけで犬の順位が上がってしまうとその犬は言うことを聞かなくなってしまいます。

人間の感覚からすると、家族の中で順位付けするというのは窮屈に感じるものですが、犬にとっては大切なことです。犬に対してリーダーとして毅然とふるまい、愛犬が安心できる環境を作ってあげましょう。


リーダーシップを示すための5つのポイント


1)犬からの要求に応えない


そっけなくされる犬

愛犬は日々飼い主に様々な要求をしてきます。散歩に行きたい・お腹がすいた、などなど。

要求方法も、吠えたり・足にまとわりついたり、飛びついてきたりと様々で、言葉が通じなくてもなんとなく犬が言いたいことは伝わってきます。

しかし毎度毎度「はいはい」と要求に応えていると、犬は「人間は自分の言うことを聞くんだ」と学習してしまいます。

こうなると犬の順位はあなたよりも上ということになり、犬はあなたが要求に応えないと怒りだすようになるでしょう。

犬からの要求を全て拒絶する必要があるわけではないのですが、できるだけ無視し、応えないようにしましょう。


2)何事も飼い主優先


これは飼い主の都合が犬よりも優先であり、行動も優先しましょうという意味です。

飼い主の行動が優先というのは、例えばドアを開けて部屋を出るときは、飼い主が先に出る、犬を先に行かせてはいけないということです。

これは食事も同じです。食事は家族が食べ終わってから犬に与えるようにしましょう。

こうして優先順位をはっきり示すことで、犬は飼い主がリーダーであることを認識します。


3)自分より高い位置に犬を置かない


ここから少し細かい話になります。

あなたがベッドで寝るときは、犬は床で寝かせましょう。あなたがソファに座るときは、犬は床に座らせましょう。

このように、高さも上下関係に影響します。これも犬の社会のルールの一つで、群のボスは一段高いところにいます。

常に犬の位置を低く保ち、高い場所に上げないようにしましよう。


撫でられてご満悦の柴犬

4)頻繁に話しかけない


私たち人間は言葉を話すので、つい犬にも話しかけてしまいがちです。しかし、犬は言葉を話せないので内容を理解していません。

そして犬の世界では、ひんぱんに話しかけるとご機嫌をとっているように感じてしまいます。

必要以上に話しかけないことが大切です。


5)見つめない


犬の社会では、下位の者は上位の者の行動を見て、それに従って行動します。

なので、じっと犬を見つめすぎると、犬は自分に従っているように感じます。


家族全員が犬に注目しすぎると、犬は常に自分がスポットライトを浴びているように感じるでしょう。

そうすると、だんだん自分が家族みんなのボスのような存在だと感じるようになるでしょう。


かわいい愛犬の顔はつい見つめがちになるものですが、見ないふりを心がけましょう。

犬がこちらの視線に気付きそうになったら、わざと目をそらしてください。こっそり見つめるようにしましょう。

1 Comment


yukikomusic
Jun 07

なるほど、ものすごく参考になりました。私は気をつけてますが、主人がいいなりになってます。困ったもんです。よく、しつけのことで主人はわたしに怒られてます笑

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