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犬の気持ちと命令との葛藤


ドッグランや広い公園などでのびのびと走り回ることは、犬にとっても人にとっても楽しい時間です。

しかし、こんな経験はありませんか? 時間が来たので犬に「もう帰るよ」と声をかけても聞こえないふりをしてキョロキョロしたり、あたりのにおいを嗅いだり、急にウロウロし始めたり

さも自分は何かを探しているんだ、においが気になって声が聞こえないんだとアピールしているかの様な動きです。



これは柴犬の話ではないのですが、優秀な猟犬と一緒に飼い主が猟を楽しんでいたあと、さて帰ろうとすると急に犬が獲物を見つけたような姿勢をとったそうです。

飼い主も急いで獲物を探し回ったのですが、そんなものは全くいませんでした。

おそらくこれは、もっと一緒に狩りがしたい・遊びたいという気持ちから出た行動と言えるでしょう。



犬にとっては飼い主とはリーダーです。そして犬は非常に賢いので、飼い主の命令に背いてはいけないということはよく理解しています。命令には逆らってはいけない、だけどまだ遊びたい、そのせめぎあいの末、犬はこのような行動をとるのでしょう。

犬は犬なりに考え、葛藤しています。犬が嘘をついた・いたずらをごまかしたからといってあまり怒らないようにしましょう。

その裏には可愛らしい悩みがあるのです。



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