一般的に柴犬の寿命は12~15歳ごろであると言われています。
愛犬家であれば、ワンちゃんに少しでも長生きしてもらいたいというのは、だれもが望むことでしょう。
しかしそのことを強く意識し始めるのは、たいていの場合愛犬が年をとってからになります。しかし気を付けてほしいのは、犬が年をとってからでは間に合わないケアもあるということです。
犬が若いうちにやっておくべきケアの一つとして、まずジステンパーなどの各種伝染病の予防接種が挙げられます。またフィラリアの予防薬なども接種しておくとさらに良いでしょう。
フィラリアは心臓の機能障害を引き起こし、犬の死因のトップクラスに挙げられます。しかも蚊を媒介にしてうつるため注意が非常に難しい病気です。
その他には、日常の中の栄養管理・運動・住んでいる環境の管理などがあげられます。しかし、これらはすぐさま効果が出るものではありません。日々の少しずつのケアが後々の健康を助けてくれます。特に被毛の手入れは少しでもいいので毎日行うほうがよいでしょう。
どのケアに関しても言えることなのですが、一度にたくさん行うと犬はくたびれてしまいます。生活のリズムを崩すことにもつながるので小分けにして行うようにしたほうがよいでしょう。
これらのケアは物理的なものですが、犬にとってより重要なのは精神的なケアです。
愛犬はあなたに対して常に神経を集中させています。そして自分に向けられる気持ちを敏感に感じ取っています。
犬は常に精神的な安定を求めています。あなたと愛犬の心の交流こそが、犬にとっての安らぎであり、長寿の秘訣であるといえるでしょう。
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