犬は、飼い主さんが外出したあとの不安と、帰宅して再会できたときの嬉しさが入り混じり、興奮して吠えます。
帰宅した際に愛犬が吠えながら走り回り、おしっこを漏らしてしまう場合、どう対処すれば落ち着いて出迎えてくれるようになるでしょう。
■家の中ではずっと一緒にいてあげる
留守中、かわいい愛犬に寂しい思いをさせてしまったからといってずっと一緒にいると、飼い主さんが外出するたびに不安を訴え大騒ぎするようになってしまいます。
■帰宅したらすぐに散歩に連れていく
散歩に連れていくのはよいのですが、帰宅してすぐが習慣になってしまうと、「大好きな飼い主さんが帰ってきた!」+「お散歩に行ける!」という嬉しさから興奮も2倍になってしまうかもしれません。
では愛犬にとっても飼い主さんにとっても自然で負担がなく、理想的は対処法とは?
▶いつも通り、普通にすること
外出時は「いってきます」と普通に声をかけて出ていき、帰宅時も「ただいま」とさらりと対応をするのです。『いなくなってもちゃんと帰ってきてくれるんだ』ということがわかっていれば、外出時も帰宅時もいつも通りと思い、落ち着いてくれるでしょう。
しかしこれは完全に無視をするということではありません。完全に無視をしてしまうと信頼関係が薄れる可能性があるので注意してください。
最後に
社会化不足で飼い主さんと常に一緒にいる犬の場合、飼い主さんとの別離は最大級のストレスとなります。
毎日少しずつでも別室で過ごして戻るを繰り返すなど、離れても必ず帰って来るという信頼関係の再構築が必要でしょう。
余談ですが、帰宅したときなどに愛犬が飼い主さんの顔を嬉しそうにペロペロとなめてくることがありますよね。実はオオカミや犬には、食べたものを吐き出して子供に与える習性があります。成犬であっても、子犬の様に顔をなめてくるのはその名残なのです。飼い主さんのことを本当の親だと思っているんですね。
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